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zoom RSS ユニバーサルデザインの教育とは Universal Design for Learning その1

<<   作成日時 : 2008/11/12 16:41   >>

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CASTのUniversal Design for Learning には,3つの原則があります。
その3つの原則の中にそれぞれ3つずつのガイドラインがあります。
そのガイドラインは,さらに細かなオプションが入っています。

今回は,原則Tを紹介します。

原則T いろいろな提示方法の利用

ガイドライン1:認識のためのオプション
〜情報が様々な形式で提示されれば,子どもたちはより理解しやすくなる〜

@情報をカスタマイズする
 情報は柔軟な形式で提供すること。デジタル素材なら,印刷されたものより自由にカスタマイズすることができる。
  ・文字や図・写真の大きさ
  ・声や音の大きさや速さ
  ・紙の色と文字や図のコントラスト
  ・情報を強調するための色の使用

A聴覚情報の代替えを準備する
 耳からの情報だけでは理解しにくい子どもがいる。目からの情報も合わせて提示する必要がある。
  ・話す内容をプリントにしておく
  ・テキストに見出しを付けておく
  ・音声認識ソフトの利用
  ・音響効果や注意を向ける音と同じように注意を向けられる視覚情報

B視覚情報の代替えを準備する
 目からの情報だけでは理解しにくい子どもがいる。同時に耳や他の感覚を使った情報の提示をする必要がある。
  ・映像などのスピーチやテキストによる記述説明
  ・読み上げソフトの使用
  ・(構造や相互作用が分かるような)具体物やグラフィックの使用

ガイドライン2:言語とシンボルのオプション
〜一つの情報提示の仕方では,子どもたちの受け取り方はバラバラになってしまう。
  情報のイメージを共通のものにすれば,より理解しやすくなる。〜

@言葉とシンボルを定義する
 授業に使用する単語やシンボルの意味やイメージが共有される必要がある。
  ・テキストの中の語彙や言い回しに脚注やハイパーリンクを付ける
  ・シンボルに説明やハイパーリンクを付ける
  ・生活経験や既存知識と結びつけて,語彙やシンボルを前もって教えておく

A構文や構造をはっきりさせる
 文章の中で使われる単語や算数での数は,前後の関係の中で新しい意味を持つことがある。前後の関係や全体
 の構造をはっきりとさせる必要がある。
  ・算数の公式や文章の構造などを代替え物を使ってはっきりさせる 
  ・構造的な関係を強調する
  ・要素と要素の関係をはっきりさせる
   (接続詞や先行詞の関係の強調,コンセプトマップのアイデアをつなげるリンクの強調)

Bテキストや数学的表現を分かりやすくする
 音読したり量の単位を表したりすることが素早くできない子どものために,(そのことが目的でないなら)この労力
 を減らすことも重要である。
  ・文章の読み上げソフトを使う
  ・デジタルな数学表記ソフトを使う

C概念や手続きをテキスト以外の方法で表現する
 テキストだけで手続きや概念を説明するのは難しい。テキスト以外の方法で提示することで理解が促進される。
  ・算数の公式や国語の説明文をイラストにする
  ・テキストの情報とイラストや図の関係をはっきりさせる

ガイドライン3:理解のためのオプション
〜理解するとは,入手した情報を自分に必要な知識にするために,既存知識と照らし合わせ,分類し,記憶する
 「情報処理スキル」を使うことである。
 情報を適切にデザインし,提示することで子どもたちが理解することができる。〜

@予備知識を提供したり,既存知識を活性化させたりする
 適切な方法で事前知識を提供し活性化させることで,より理解しやすくなる。
  ・コンセプトマップなどの情報を整理する手だてを利用する
  ・分かりやすい比喩を用いる

A大事な部分を強調する
 何が重要で何が重要でないかをはっきりと識別できるように,強調したり手がかりを示したりする必要がある
  ・テキストを工夫したり,パソコン表示でハイライトさせたりする
  ・重要な部分を強調するために,いろいろな例やそれと対比する例を出す
  ・無関係なもの,必要でない特徴を省く
  ・重要な特徴に気づくための合図やプロンプトを使用する

B情報処理のためのガイドをする
 情報を有効知識として活用するために,得た情報を様々な文脈や状況の中で効果的に使用するモデルや手がか
 りやフィードバックを示す必要がある。
  ・情報をより小さい要素にまとめる
  ・集めた情報をどんな状況で使うのか,どのようにまとめるのかの手がかりを示す

C記憶と記憶への転送をサポートするオプション
 得た情報を整理し,記憶するためのサポートが必要である。
  ・得た情報を基に,コンセプトマップなどを使って整理する
  ・日常生活の中で,新しい考え・情報を使ってみる
  ・記憶を助ける方略を使う
   (理解しやすくするための言い換えの方法,場所法 等)

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